夏休みに、在籍生徒を対象とした「音楽の土台を育てる 夏の音楽ワークショップ」を開催しました。
今回のワークショップでは、
フォルマシオンミュジカルを取り入れながら、
普段の個人レッスンではなかなか時間をかけて取り組むことが難しい「聴く・歌う・考える・発見する」といった音楽活動を、少人数でじっくり行いました。

今回取り組んだこと
まずは、サン=サーンスの《動物の謝肉祭》を聴きながら、音楽に耳を傾ける時間を持ちました。

そのほか、《ちょうちょう》を題材に、
・楽譜の仕組み
・リズムパターン
・拍子
・指揮
・歌う活動
などにも取り組みました。
今回は、身体を大きく動かす活動よりも、音楽を聴き、歌い、書き、考える活動を中心に構成。
私が準備した資料を一緒に読み合わせながら、音楽の仕組みについて考えたり、実際の音楽を聴いて発見したことを伝え合ったりしました。
少人数だからこそできたこと
始まったばかりの頃は、少し緊張している様子も見られました。
簡単な自己紹介をして、私の娘も一緒に参加するうちに、少しずつ和やかな雰囲気に。
「ここがわからない」
「これはどういうこと?」
ということも、それぞれが自分の言葉で伝えてくれました。
少人数だったからこそ、一人ひとりの表情や反応を見ながら、必要なところでは立ち止まって説明することができました。
音楽が「つながる」瞬間
今回、特に印象に残ったのが、
《天国と地獄》と、サン=サーンスの《動物の謝肉祭》の「亀」に、同じメロディーが使われていることに気づいた瞬間です。
「あっ!」
というような、子どもたちのハッとした表情。
知っている音楽と、今聴いている音楽がつながる。
「これ、同じだ!」という発見を、同じ場所にいる仲間と共有する。
その瞬間を一緒に味わえたことが、私自身とても嬉しかったです。
「次もある?」
最後には、
「つぎもある?」
「たのしい!」
という声も聞くことができました。
ピアノを弾くための知識を身につけるだけではなく、音楽を聴いて、考えて、発見して、誰かとその発見を共有する。
そんな経験もまた、音楽を学ぶ大切な時間なのだと改めて感じました。

今回の振り返り
一方で、実際に行ってみて感じたこともありました。
今回は90分という時間でしたが、取り組みたい内容に対しては少し足りず、後半は時間を意識しながら課題を進める場面もありました。
本当は、もう少し身体を使った活動も取り入れたかったところ。
次回は、内容を詰め込みすぎず、2時間程度の時間を確保して、音楽を聴いたり、動いたり、考えたりする時間をもっとゆったり楽しめる形にしてみたいと思います。
今回の経験を、これからのレッスンやワークショップづくりにも生かしていきたいと思います。
参加してくださった皆さん、
ありがとうございました。

